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動画制作実践

動画制作の流れ

  • ターゲット・目的・メッセージを決める
  • ストーリーを考える
  • 必要に応じて資料を集める
  • 絵コンテを作成する (download:storyboard.pdf
  • 素材を集める
  • 作成する

その他:配信するプラットフォームにより、内容やサイズを検討する

動画編集の目的

  • 情報を整理し、理解しやすくする
    • 冗長(じょうちょう)だったり前後関係が分かりにくかったりする動画を編集する事によって、必要な部分を抽出したり強調することで、視聴者に情報を理解してもらいやすくなります。
  • ストーリー性を持たせ、視聴者の興味を引く
    • 場面転換やエフェクトなどを加えることで、ストーリー性が際立ち、視聴者の興味を引く事ができます。
  • 感情を表現し、共感を得る
    • 映像だけでは表現しきれない感情や雰囲気を、BGMや音響効果、字幕などを活用して表現し、視聴者に共感してもらうことで、より深く理解してもらうことができます。

動画編集作業

専用のソフトを使って撮影した映像素材を繋ぎ合わせたり、加工して作品に仕上げる作業の事。具体的には以下の様な作業を指します。

  1. 分割して不要な部分を削除する:カット編集
  2. 例えば、冒頭と末尾の不要な部分を取り除く:トリミング編集
  3. 効果を加える:エフェクト
  4. 音楽や効果音を挿入する:BGM/SE
  5. 字幕などの文字情報を挿入する:テロップ
  6. シーン間の切り替え効果:トランジション
  7. 色味を調整する:カラーグレーディング

動画編集のポイント

1.ストーリー性

テーマの明確化

動画で何を伝えたいのか、明確なテーマを設定する

ストーリー

動画は単なる映像の羅列ではなく、視聴者が感情移入できるような物語の構築

構成

導入、本編、結末という構成で視聴者を飽きさせない流れを作る

2.テンポとリズム

シーンの長さ

不要な間やフィラーワードをカットしたり、各シーンの長さを調整して動画全体のテンポをコントロール

緩急や抑揚

重要なポイントや見せ場を強調するなど、緩急や抑揚をつけて視聴者を飽きさせず、興味引く

BGMと効果音

動画全体の雰囲気を決定づけ、視聴者の感情を誘導したり、テンポを調整する

テロップ

タイトル、字幕、説明文など、文字で情報を表示することで内容を把握しやすくする

3.視覚的な魅力

色彩、構図、動きなど、視覚的な要素を効果的に使うことで、視聴者の目を引きつけ、動画の世界観を表現します。
その際、全体の統一感を崩さない事も重要です。

動画作成のフレームワーク

以下の3つの要素を組み合わせることで、視聴者にとって魅力的で効果的な動画を作成することができます。

  1. 誰に向けて動画を作成するのか。視聴者のデモグラフィック、興味、ニーズを理解する(ターゲット
  2. 動画を作成する目的は何か。ブランド認知度の向上、製品のプロモーション、教育など、具体的な目標を設定する(目的
  3. 伝えたい核心となるアイデアや情報。ターゲットと目的に基づいて、視聴者に伝えるべき主な内容を明確にする(メッセージ

CAMS

動画企画でよく用いられるフレームワークの一つに「CAMS(カムズ)」があります。
動画を構成する上で、視聴者にどのような影響を与え、どのような行動を促したいのかをCAMSを用いて明確にします。

CAMS は、以下の4つの要素の頭文字を取ったものです。

Catch(つかみ)

視聴者の目を引き、ハートを掴む導入部分です。

  • 視聴者の注意を引きつけ、動画の世界観に引き込む
  • ストーリーの始まり、問題提起、意外な事実など、興味を引く要素を入れる

Appeal(アピール)

商品やサービスの価値やメリット、特徴を訴求します。

  • 商品やサービスのメリット、特徴を分かりやすく伝える
  • 視聴者の悩みや課題を解決できることを示す

Motivate(モチベーション)

視聴者に購買意欲や行動意欲を促す部分です。

  • 購買意欲や行動意欲を喚起する
  • 限定特典、期間限定、競合との比較など、購入を後押しする要素を入れる

Suggest(提案)

購入や問い合わせなど、具体的な行動を促す部分です。

  • 具体的な行動を促す
  • 「今すぐ購入」「詳細はこちら」など、分かりやすい言葉で行動を促す

CAMSのメリット

  • 動画構成の明確化: 動画の構成を体系的に考えられるようになる
  • ターゲットへの訴求力向上: 視聴者に効果的にメッセージを伝えることができる
  • チームでの共有が容易: 動画制作チーム内で共通の認識を持つことができる
  • 効果測定の指標: 各要素の効果を測定し、改善に繋げることができる

CAMSを活用する際のポイント

  • ターゲットを明確にする: どの層に訴求したいのかを明確にする
  • 動画の目的を定める: 何を達成したいのかを明確にする
  • 各要素のバランスを取る: 各要素がバランス良く配置されているかを確認する
  • データに基づいた改善: 分析結果に基づいて改善を行う
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